2017年5月28日の練習記録

 

通い合宿2日目で、午前10時にアビコスで練習が始まりました。

記録係が欠席しましたので、北澤さんと泉さんの練習報告を引用します。

 

【北澤さんの練習報告】

1.         練習曲目:『五つの断章』(「野辺」・「舟唄」・「あかき木の実」・「朝明」)

2.         重点練習:各曲、各パートの音の確認。なかんずく「声の出し方」。 

3.         具体的には

   「下半身を安定して出すハミング」で各パートの旋律を正確に歌う。

   上記と全く同じ「体勢」で、各パートを歌詞付きで歌う。

   歌詞付きで歌うと、①の「体勢」が殆ど崩れてしまう団員多し。

よって、出来るまで徹底的に矯正(「参りました!」の音が出る程。

でも師匠は粘り強く、全く諦められず。感銘しました)。

   何とか全員で②が出来たら、初めてアンサンブル(4部)。

すると今まで聴いた事の無い、すっきりした重厚な和音が出現。

   この和音が鳴るまで何度でも繰り返し。

 

【泉さんの練習報告】

「五つの断章」

・全般的な指示:声の出し方

➡ ハミングを出すときと 同じ要領で!!

“hm・・” と声出しの時、

  下腹に力が入る(緊張させる)

  口元での声の響かせ

  決して、身体を後ろにそらし、上半身だけで歌わないこと。

 

 大久保先生より“上記二点を意識し、曲全編を歌うという” 指示が出されました。

 

【野辺】

・5-6小節の音入りは レガート

・19小節 と 20小節のハミング

 (19小節) 付点4分音符 +4分音符 ➡ 付点二部音符 とし、音を切らない。

 (20小節)   4分音符 +4分音符 ➡   二部音符 とし、音を切らない。

そして 19小節と20小節を タイでつなぐ

 

 【片戀】

・全体として レガートを意識する

・23小節 3連符の歌い方 ➡ 音の長さを意識する(楽譜通りに)

 登りは 遅くなりがち ➡ 遅れない

下りは 早くなりがち ➡  慌てない を意識すること

(※ 上記は 人間の性のようですが、感覚を身につけましょう)

(※ 他の小節の 3連符も同様)

・32小節  (に-ち)は、和音を意識し次の3連符を歌うためにも、

  “ち”の母音 “い”を残して歌いましょう。

・53小節、63小節は rit がかかるので、指揮を見ること

 64小節では、a tempo になるので 注意。

・70小節 3連符前の 付点8分音符は、前打音となるので 注意。

・72小節 最後の2分音符は 楽譜通り 音を残すこと。

 

【あかき木の実】

・18小節 rit かかるので、指揮を見ること

 

【朝明】

・8小節の ハミングは “u ➡ “hmに! (元に戻す)

・13節から rit に入り、17小節で a tempo に戻すので注意。

・19小節 4分音符(かま)、20小節 付点4分音符(さ)は、拍通り しっかり音を残すこと。

 

 

  23小節まで練習し、打ち止めとなりました。 以上です。


2017年5月27日の練習記録

 

通い合宿1日目で、午後1時からのポピーズさんとの合同練習後、3時40分から7時30分までのフォックス練習となりました。

大久保師匠のご指導に長山先生のピアノ伴奏が入り、6月10日の我孫子稲門会総会での演奏に備えて練習しました。

「LOVE」の後半4曲とミッチ・ミラーの後半4曲を詳細に確認しながら修正を繰り返して、長丁場でも充実した練習ができたと思います。

暗譜するくらいに慣れておいて指揮をしっかり見て歌うことが必要です。

 

以下に注意点をまとめます。

 

「愛燦燦」

8分の12拍子のリズム取りが難しく、師匠の口元を見ながらリズム読みを行い少しずつ慣れてきました。

歌いだしから単調にならず気分を入れて歌いましょう。

1. 270小節目「♪ふってー♪」の最後は消えていくように切る。

2. [セカンド] 272小節目「♪なみだ♪」は柔らかく入り遅くならないようにする。

3. 273小節目最後の「♪して♪」の「し」はイ母音をはっきり入れる。

4. 【重要】[セカンドとバス] 277~278小節目の「♪uh--♪」は「♪ah--♪」で歌うことにする。

 (281小節目で3パートの「♪uh--♪」はそのまま。)

5. 281小節目「♪いこーうー♪」の「こ」の後の「-」は「お」で出し、

 続く「う」も「お」のままにする。

6. 283小節目「♪じーんせいって♪」は「せい」でクレシェンドをかけてしっかり広げていき、

 「せい」は「せえ」で出す。

7. 284小節目「♪てーーー♪」は「え」を言い直すのではなく「て」でそのまま伸ばす。

8. 285小節目最後の「♪ですね♪」は不安がらずに4声で縦を合わせる。

 

「夜明けのスキャット」

1. 168小節目「♪きえなーいー♪」の後半「なーいー」はピアノ伴奏に合わせて広げながら

 盛り上げていく。

2. [セカンドとバリトン] 170小節目「♪あいのうた♪」はマルカートではっきり出しながら広げていく。

3. [セカンド] 171小節目「♪ひびく♪」の出だし「ひ」をしっかり聴かせる。

4. [セカンドとバリトン] 173小節目「♪あいしあう♪」の出だし「あ」をしっかりと丁寧に入る。

 

「どうにもとまらない」

指揮をしっかりと見てリズムを正確に取りましょう。

例えば出だしの4小節では、「をし」「ない」「のこ」「なの」の前の方の音を短くして軽快なリズムで歌うことが大切です。

1. 237小節目の「♪さ♪」は4拍をしっかり伸ばす。

2. 【重要】239小節目から244小節目途中までは各パートから2名ずつが歌い、

 「♪あつい♪」から全員で入ることにする。

3. [バリトンとバス] 252小節目「♪ああこんやだけ♪」をしっかり歌う。

 

「喝采」

1. 192小節目「♪とーどいたー♪」の出だし「と」は指揮を見てしっかり入り(シンコペーション)、

 終わりの「たー」を次の「しらせは」にしっかりつなげる。

2. 199小節目「♪あれはさんねんまえ♪」からは軽やかなリズムで!

3. 202小節目「♪のこしー♪」の終わりの「しー」で失速せずにしっかり伸ばす。

4. 212小節目最後の「♪もーふくのー♪」は指揮をよく見て出遅れない。

5. 217小節目「♪なくしてたー♪」の「た」を遅れないようにして4声で合わせる。

 

「In The Chapel In The Moonlight」

【重要】セカンドで何回か出てくる「How I'd like to hear ---♪」の出だしは少し間を空けて待ってから歌いだすことにします。

1. [セカンド] 20小節目「♪aisle♪」でクレシェンドをかけて広げていく。

2. [セカンド] 28小節目「♪eyes♪」でクレシェンドをかけて広げていく。

3.[セカンド] 34小節目「♪turns♪」はだらしなく、「トゥ~ンズ」の感じで歌う。

セカンドは最後の方、1括弧の2小節目で音程が下がることを忘れずに気をつけましょう。

 

「Beautiful Ohio」

書き留めた指示は特にありません。

 

「On The Sunny Side Of The Street」

英語らしい発声とリズムが大切です。

1拍目と3拍目を強く、2拍目と4拍目は弱く歌いましょう。

1. 43小節目からの「♪This Rover, crossed over♪」で2つの「ver」は弱く発声する。

 

「The Great Escape March」

軽やかにかかとを上げる感じで、足踏みのリズムを意識します。

ア母音は口をしっかり開いて奥にこもらないように出しましょう。

「girl」は「ガー」で歌います。

1. 12小節目「♪'Cause that would♪」は「コダウ」でよい。

2. 29小節目と31小節目の「♪kissin'♪」では「キ」をはっきり聴かせる。

3. 37小節目~最後までは1,2番とも歌詞をその通り歌う。

 はっきりした発声が必要。

4. 48小節目「♪very nice♪」の「ce」(「ス」)をしっかり聞かせる。

 

以上です。  by セカンドテナーの記録係


2017年5月20日の練習記録

 

翌日に湖北ミニコンを控え、「LOVE」前半の仕上げを行いました。

大久保師匠はご不在、長山先生のピアノ伴奏をいただいて北澤リーダーのご指導で、確認しながら練習していきました。

上手くできなかった箇所は修正してステージ本番に準備が整いました。

詳細は練習音源でご確認ください。

 

以上です。  by セカンドテナーの記録係


2017年5月7日の練習記録

 

大久保師匠のご指導に長山先生のピアノ伴奏が入り、豪華かつ充実した練習でした。

「LOVE」の前半に集中して、最初に4曲を通して歌い、続いて1曲ずつを丁寧に確認・修正を繰り返して演奏の質を上げていきました。

最後に4曲を通して歌い練習を終えました。

 

楽しく歌うメドレーですので明るい表情(笑顔)が大切です。

意識して笑顔で歌いましょう。

暗譜を指示されており、多くの人が楽譜なしで歌いました。

大きな進歩だと思われますが、まだ歌詞に自信がないなどではっきり歌えていない箇所も見受けられました。

マルカート(レガートなどを指示された箇所を除いて)は常にお忘れなく!

以下に注意点をまとめます。

 

「ゴンドラの唄」

1. 歌いだしは小さく入り、笑顔を出して雰囲気を作る。

 

「東京ブギウギ」

毎回言われるように、リズム感を大切にしましょう。息のスピードが必要です。

終わりの「♪ヘイ♪」で片手を斜め上に突き上げるアクションを入れることになりました。

1. [セカンド] 43~44小節目では1拍目と3拍目の「こ」「の」「あ」「こ」を

 はっきりと聴かせる。

2. [バス] 47小節目「♪おどろよー♪」で始めの「お」の音(F音程)が下がらないように取る。(繰り返し練習したが不安定さが残る。)

3. 47~50小節目にかけて各小節の最後「よー」「もー」「たでー」をはっきりと勢いよく歌う。

 

「恋のバカンス」

1. 62小節目歌いだしの「♪ためいきの♪」を出遅れずはっきりと出る。

2.【 重要】66小節目「♪あまいこいを♪」から70小節目「♪ごころよ♪」にかけては

 レガートで歌う。

 (ただし、テンポが遅くならないように気をつける。)

3. 70小節目「♪きんいろに♪」は1音ずつ、き、ん、い、ろ、に、を区切ってはっきり出す。

4. [バリトンとバス] 74小節目「♪はだかで♪」から78小節目「♪ように♪」までは

 レガートで歌う。

5. [バリトンとバス] 78小節目「♪ひにやけた♪」の「ひに」を遅れずにはっきりと入る。

6. [トップとセカンド] 80小節目「♪ほほよーせー♪」の「よー(よお)」と

 82小節目「♪やくそーくー♪」の「そー(そお)」は跳ねて、

 各最後の「せー(せえ)」と「くー(くう)」をしっかり強く歌う。

7. [トップとセカンド] 83小節目「♪ah--♪」のクレシェンドはラッパの広がりのような形で

 強めていく。

8. [バリトンとバス] 86小節目「♪ああ♪」は悶える感じではなくはっきりと出る。

9. 92小節目~93小節目で各パートの「♪こいの♪」は出だしの「こ」をそれぞれ

 はっきり強く発する。

 

「瀬戸の花嫁」

最初のソロ部分は各フレーズ(「♪せとは♪」など)の終わりをクレシェンド気味でお願いします。

1. 「♪わかいと♪」の「い」を強めない。

2. [トップ以外] 115小節目「♪わかいと♪」は柔らかくそっと入り、スタカート気味に1音ずつをはっきりと歌う。

3. [セカンドとバリトン] 123小節目「♪だんだんばたけと♪」はダラダラせずにしっかりと歌う。

4. [トップとセカンド] 127~130小節目の「♪ah--♪」は「ha-haha」、

 「♪uh--♪」は「hu-huhu」のように歌うことにする。

5. [バリトンとバス] 127小節目「♪おさないーおとうと♪」は1音ずつはっきりと

 区切って発する。

6. [トップ] 130小節目「♪おとこ♪」は演歌調にしない。

 (小柳ルミ子風にする。三波春夫風はだめ。)

7. [トップとセカンド] 139~140小節目の「♪uh--♪」は「hu-huhu」のように歌うことにする。

8. [セカンド] 141小節目「♪だいじに♪」の四分音符「だ」を大切にはっきり出す。

 

以上