2017年3月26日の練習記録

 

「LOVE」の練習2回目で「東京ブギウギ」「恋のバカンス」「瀬戸の花嫁」の音取りを行いました。

大久保師匠のご指導で、カルテットの可能性を残した箇所を除いて「東京ブギウギ」の34小節目から練習が始まりました。

「瀬戸の花嫁」の130小節目まで進みました。

全体を通してマルカートではっきり歌うようにとの指示がありました。

 

下記のような注意点が指摘されました。

 

「東京ブギウギ」

マルカートで歌い、縦の線をきっちりと合わせましょう。

こもらずに息のスピードを感じさせるような歌い方にします。

1. [テノール系] 35小節目出だしの「♪du♪」の音程をしっかり取る。

 (トップはC、セカンドはF音程)

2. 40小節目「♪こいーとー♪」で最後の「とー」は最後までしっかりと伸ばす。

3.  [バリトン以外] 41小節目「♪dun♪」は「ヅン」ではなく「ドゥン」と舌を上歯茎につけて出す。

 【この点は前回の練習でも指摘されました。)

4. 56小節目「♪うたー♪」で最後の「たー」は最後までしっかりと伸ばす。

5. 59~60小節目「♪うたえおどれよブギウギ♪」は各パートでどこまでが同じ音程なのかを

 確認しておくこと!

 また、この部分は少しクレシェンドをかけていく。

 

「恋のバカンス」

86小節目から練習しました。

この曲もマルカートで縦の線をきっちりと合わせることが大切です。

エイトビートのリズムで裏拍をしっかり感じながら歌いましょう。

1. [バス] 93小節目の「の」(Eナチュラル音程)を低めに取る。

 

「瀬戸の花嫁」

この曲もすべてマルカートです。

 

以上です。  by セカンドテナーの記録係


2017年3月18日の練習記録

 

9月定演の4つのステージで演奏する中で残った「LOVE」の練習に入りました。

大久保師匠のご指導で「ゴンドラの唄」から始まりました。

三沢治美さん編曲のメドレーシリーズはリズム取りが難しいことが分かっていましたが、「LOVE」も御多分に漏れず正確なリズムを取るには悪戦苦闘しそうです。

 

初回は「ゴンドラの唄」を最後まで歌いましたが、「東京ブギウギ」の途中でリズム取りの練習を繰り返しているうちに時間切れになりました。

下記のような注意点が指摘されました。

 

「ゴンドラの唄」

マルカートで歌います。カラオケ風にならないように気をつけましょう。

1. [バス] 11小節目「♪くちびる♪」の「び」から「る」(Cナチュラル音程)へはストンと下りる。

2. [バリトン] 19小節目後半「♪のーー♪」で最後の音(Eフラット音程)が下がらないようにする。

 

「東京ブギウギ」

歌いだしの3つの二分音符「♪とうきょう♪」はルパート(テンポなし)です。

「♪ブギウギ♪」の「ギ」はなるべく鼻濁音で出しましょう。

1. 32小節目「♪ひびーくはー♪」で付点八分音符の「ひ」と「く」は長めに取る。

2. [トップ以外] 38小節目「♪あのーうた♪」で「う」をしっかり発する。

3. [バリトン以外] 41小節目「♪dun♪」は弦をはじく感じで、「ドゥン」と舌を上歯茎につけて出す。

4. [セカンド] 43~44小節目で1拍目と3拍目の「こ」「の」「あ」「こ」を強くする。

 

大久保師匠から「東京ブギウギ」をはじめとする数曲で、曲の一部をコーラスではなくクヮルテットで歌うという指示が出されました。

これについては別途、情報を取りまとめてメールにてお知らせします。

 

以上です。  by セカンドテナーの記録係


2017年3月12日の練習記録

 

前回に続き、ミッチ・ミラーをピアノ伴奏と合わせて練習しました。

大久保師匠のご指導で長山先生のピアノが入り、4番目の「On The Sunny Side Of The Street」から始まりました。

ミッチ・ミラーのピアノ合わせも今回でひと区切りということで、「The Great Escape March」と「In The Chapel In The Moonlight」までの仮仕上げでした。

 

最初に1曲を歌い終えて大久保師匠からの第一声は「英語に聞こえない」とのキツイひと言でした。

綺麗な歌に聴こえるためには歌詞に慣れて流れるように歌う繰り返し練習が必要です。

同じ単語でも色々な発音が重なれば雑な印象になりますので、統一したいところですね。

 

以下が書き留めた注意点です。

 

「On The Sunny Side Of The Street」

1拍目と3拍目をしっかりと聴かせて、ベタッとならない歌い方が大切です。

発音は口をしっかりと開きましょう。

例えば「hat」の発音は本来の英語発音記号に従うと「ハット」と「ヘット」の中間くらいに聞こえますが、コーラスでははっきりと「ハット」と口を縦に開いてよさそうです。

他でも「ア」と「エ」の中間の母音は口を開けて「ア」です。

1. 37小節目「♪アイ ユース トゥ♪」の出だし「アイ」を4声で必ず合わせる。

2. 38小節目3拍目の「イン」は4声が同じ音なので弱めに出す。

3. 42小節目1拍目の「アイ」は口をしっかり開けてはっきり発する。

 

「The Great Escape March」

A母音は口をしっかり開いて発声しましょう。

マーチテンポ、すなわち歩く感じの速さです。

1. 付点二分音符については、母音で終わる単語(例えば「キャゥリー」)では3拍を伸ばすが、

 子音で終わる単語(例えば「メイベゥ」)は1拍で切る。

2. [バス] 42小節目「ヒゥダ」の4拍目の音(A音程)は和音に大切なのでしっかりと出す。

 

「In The Chapel In The Moonlight」

月の光が水面に綺麗に漂うイメージです。ゆらゆら~。

1. [セカンド以外] 31小節目「♪ティル ザ ゥロウジズ♪」から

 39小節目「♪トゥーンズ トゥ ダスト♪」までは「ウ」や「ラ」で歌ってみた。

 正式にどのような発声にするかを師匠が決めて指示がある。

2. [セカンド] 38小節目「♪トゥーンズ トゥ ダスト♪」の「トゥーンズ」で少し強める。

 

以上です。  by セカンドテナーの記録係


2017年3月4日の練習記録

 

ミッチ・ミラーのピアノ伴奏合わせに事前の自主練習も行って臨みました。

大久保師匠のご指導で長山先生のピアノが入り、3番目の「Beautiful Ohio」から練習に入りました。

(最初の2曲はJORDAN会総会で歌っていたので今回は3番目から)

次の「On The Sunny Side Of The Street」までようやく進みました。

 

英語で歌う歌詞に多くの箇所で戸惑いが見られ、曲に合った発音ができるように返し練習が行われました。

歌詞に自信を持ってもごもごせずにはっきり歌いたいものです。

何よりも曲想にふさわしい歌い方ができていなかった点が大きな反省材料で、この2曲について次のイメージを念頭に入れておく必要があります。

★「Beautiful Ohio」:ワルツ調を意識する!

 軽やかなワルツ(3拍子)のリズム。

 体が水平方向にスムーズに動き上下動なし。

★「On The Sunny Side Of The Street」:颯爽とした歩き!

 街角を格好良く歩いていく姿をイメージ。

 1拍目と3拍目を強めてリズムを作る。

 

個別の注意点を以下にまとめます。

 

「Beautiful Ohio」

「ア」母音は口をしっかりと開いてはっきり明るく発声することが大切です。

1. 例えば、10小節目「♪カレント ダウン♪」では「カ」と「ダ」を、13小節目「♪ホヮイル♪」では

 「ホヮ」を、26小節目「♪パラダイス♪」の「パ」などは口を開いて「ア」母音をはっきり出す。

2. [テノール系] 15小節目「♪グローリー♪」は音をしっかり上げる。

3. [テノール系] 17小節目「♪アン ザ♪」の3拍目「ザ」で落ちないようにする。

4. 28小節目「♪(ディ)ヴァイン♪」や36小節目「♪スィー♪」、52小節目「♪ハーイ♪」などは

 3拍をしっかり伸ばす。

 それ以外でも付点二分音符は拍数だけ伸ばす。

5. 33小節目「♪ビューリフー♪」には当てずに柔らかく入る。

6. 34小節目で「♪オハイオ♪」と「♪イン♪」の間はベタッとせずに区切る。

7. 49小節目から「♪アン ザ♪」の「ザ」のように3つの八分音符の真ん中にくる単語では

 音程とリズムを正確に取る。

 

「On The Sunny Side Of The Street」

歩きながら歌う練習を含めて上手くリズムを取る工夫が試みられました。

1. 26小節目「♪ジャス♪」を歯切れよく発声する。

2. 32小節目「♪ハッピー♪」は勢いを感じさせたい。

 

以上です。  by セカンドテナーの記録係