2016年7月30日の練習記録

 

大久保師匠のご指導で「五つの断章」の「野辺」と「舟唄~片戀」を練習しました。

記録係が1時間ほど遅れて練習に参加したため、個別の記録は後半のものだけになります。

全体で守るべき点が幾つか指摘されています。

特に休まれた方々は目を通して気をつけておいてください。

 

「野辺」

記録係が参加したときには既に15小節目まで進んでいました。

1. 【重要】[セカンドとバリトン] 19小節目の2拍目からそれぞれ、付点四分音符と四分音符で同じ音程が

  続く間では区切りを入れずにタイで続けて歌う。すなわち、セカンドで5拍、バリトンで4拍を続ける。

2. [バリトン] 20小節目2拍目のFシャープの音が大切なのでしっかりと発声する。

3. 23小節目はトップ以外の出だしでAの音程をピアノ伴奏の音から取れる。

4. [ベース系] 31小節目の記号「sotto voce」は柔らかい声で歌うという指示。

5. [テノール系] 31小節目の出だしの音程(A)はベース系が直前に歌う「え」の音と同じなので、

  ベース系の声をよく聴いて歌い出す。

  【重要】この部分はシンコペーションのリズムがあり合わせにくいので、指揮をよく見て合わせること!

 

「舟唄~片戀」

22小節目から出てくる三連符のリズム取り練習に多くの時間を費やしました。

27小節目までの練習で時間切れとなりました。

1. 【重要】三連符のリズムを正確に取ること!

  三連符の部分を「トリデ」に置き換えてリズムを取る練習をする。

  例えば「♪きんとあかーとが♪」は「きんとあトリデが」に、「♪ちるーぞーえなー♪」は「トリデトリデなー」で

  歌ってみてリズム感をつかむ。

2. 22小節目で2拍目の四分音符「が」を1拍しっかり伸ばす。

3. 各パートの「♪ちるーぞーえなー♪」は滑らかに上下し、当てることがないようにする。

 

以上です。  by セカンドテナーの記録係


2016年7月24日の練習記録

 

大久保師匠のご指導、長山先生のピアノ伴奏で「唱歌の四季」の「紅葉」と「雪」を練習しました。

11月23日の我孫子市合唱祭では、この2曲と「朧月夜」を歌うことになりました。

初めてピアノ伴奏に合わせて歌い、曲のイメージ作りや表現などで一歩前進した感じがします。

 

「紅葉」と「雪」は今日の練習で一区切りして、次回からは「五つの断章」の練習が中心になります。

しばらくしてからまたこの2曲を歌う際には今日の注意点を思い出して守りましょう。

以下に注意点をまとめておきます。

大事な点が多数指摘されていますので目を通して気をつけておいてください。

 

「紅葉」

1. 8小節目ではピアノ伴奏のクレシェンドに合わせて歌もクレシェンドにする。

2. 10小節目はピアノ伴奏に合わせてデクレシェンドで歌い、11小節目からはppくらいに弱める。

3. 13小節目からは景色が広がるようなイメージで歌を広げていく。

 (テノール系もベース系も)

4. [ベース系] 14小節目の全音符から15小節目にかけては楽譜上のスラ―はついていないが、

 スラ―をかけて4小節を続けるように歌う。

5. 15小節目からはピアノ伴奏がフォルテになっており、それを意識してスケール感を持たせて歌う。

6. 16小節目後半ではピアノ伴奏がデクレシェンドになることを意識して歌う。

7. 17小節目はバスの音を活かして聞かせるように歌う。

8. 19小節目「♪もよう♪」ではピアノがデクレシェンドになり、それに合わせてデクレシェンドで歌う。

9. [テノール系] 21小節目からは奥を開けずに明るく発声し、これより前に比べて弱くする。

 (ピアノ伴奏はmfでも歌はppにする。)

 併せて、「あ」から「か」へは落とさずにしっかり歌う。

10. 21小節目からのバリトンは明るく歌い、全体がバリトンを聴かせるようにする。

11. [テノール系] 23小節目の2拍目からピアノのメロディが出てくるので「い」から「ろ」に上がるときに

 ぶつけずに引くように歌う。

12. 【重要】24小節目でピアノ伴奏がデクレシェンドになるのに合わせて「♪ざまに♪」では

 歌にmeno mosso(少しゆっくり)をつけるので、指揮をよく見ること!

13. [セカンド] 25小節目からの4小節ははっきりと聴かせるように歌い、「♪みずの♪」から「♪うえ♪」に

 上がる箇所では当てないようにする。

14. 【重要】テノール系で32小節目から、ベース系で36小節目からのB.O.は口を閉じたハミングで歌う。

 さらに出だしの3拍でクレシェンドをつけて膨らませる。

15. [テノール系] 48小節目の3拍目はバリトンとぶつかる音なのでストレスが感じさせ、次の49小節目で

 フワッと抜いていく。

16. 48小節目ではバスの音をはっきり聞かせるようにする。

17. [テノール系] 49小節目で4拍目の「♪A---♪」からは解放感を大切にして歌う。

 なお、50小節目の音符についている記号は柔らかいアクセントを意味する。

18. 【重要】50小節目の3拍目からrall.(ラレンタンド)で速度を落とすが、次の51小節目ではすぐに

 元のテンポに戻す。 指揮をよく見ること!

19. 同じく50小節目の3拍目でdim.(ディミヌエンド)がついており、段々と弱めながら最後は抜いていく。

 

「雪」

ピアノ伴奏が大きく変化するシーンが何箇所かあります。

伴奏のリズムや表現の違いをなるべく意識して歌い方を変えるなどの工夫する必要がありそうです。

歌いだしからの付点八分音符と十六分音符の組み合わせでは裏拍で取る軽やかで跳ねるリズムにし、□4ではレガートにして歌います。

7月2日の練習で指示のあった「36小節目の終わりで全パートが一緒にブレスを取る」件も忘れないようにしましょう。

1. 13小節目「♪ゆーきや♪」はmpにして軽やかに、頑張らずに歌う。

2. 19小節目「♪ずんずん♪」の最後の「ん」(四分音符)をしっかりと発声する。

3.[テノール系] 21小節目「♪やーまも♪」ではベース系の「♪ルンルン----♪」との対比を活かすように

 しっかり跳ねて歌う。

4. □2でピアノ伴奏がcantabile(歌うように)になっており、「主役はピアノ伴奏」を意識する。

5. [ベース系] 29小節目の「♪ルー♪」はmpからすぐにppに弱める。(例えばsfのように)

 この点はこれ以降に出てくる同様の箇所(33小節目など)でも同様。

6. [テノール系] 35小節目「♪まだ♪」の跳ねるリズムをしっかり取る。

7. [バス以外] 45小節目からの「♪コーン♪」ではクレシェンドをしっかり取り、

 「ン」に入るところでは「オン」と発声する。

8. 51小節目「♪コーン♪」は細かに上がっていくピアノ伴奏を聴いて意識し、

 52小節目で「ン(n)」を2拍伸ばした後にピアノ伴奏をしっかり聴いてから次の53小節目に入る。

9. [テノール系] 53小節目からはレガートで歌い、拍の頭を強めにする。

10. [ベース系] 55小節目からの「♪コンコンコン♪」ではバリトンとバスの掛け合いを意識し、

 四分音符の「コン」をはっきりとクリアに発声する。

11. [バリトン] 69小節目からはマルカートではっきり歌う。

12. 69小節目からはピアノ伴奏が独特のリズムになるので、歌が引きずられないように気をつける。

13. 93小節目辺りからは少し青空を感じさせるイメージを持つ。

 

以上です。  by セカンドテナーの記録係


2016年7月16日の練習記録

 

大久保師匠不在で、団内での自主練習でした。

練習は前半と後半に分けられ、前半はテノール系とベース系に分かれてのパート練習でした。

テノール系は戸田(校長)リーダーのご指導で別室、ベース系は山元(バスPL)リーダーのご指導で練習室にてそれぞれ行われました。

「五つの断章」の「野辺」と「舟唄~片戀」について音程とリズムを正確に取る練習でした。

 

後半は全体練習で上記2曲を合わせました。

音程の取りにくい箇所は階名読みを行って繰り返し、精度が上がってきたと思います。

フレーズの終わりで何拍か伸ばす箇所では、長からず短からず、正確に揃えて切るように努力しましょう。

 

以上です。  by セカンドテナーの記録係


2016年7月10日の練習記録

 

この日の練習を記録係が欠席しました。

代わりに、同じセカンドテナーの相川さんと塚本さんが練習記録を

まとめてくださいましたのでそのまま記載します。

大久保師匠のご指導で「雪」に集中した練習でした。

 

②一般に、明るく若々しく唄う。

②□1および□2はマルカート。□1の入りはmp

③3は、「さらさら雪」の感じで唄う。また、コーンのコはKで早めに音をとる。

 (なかなか説明しにくい。)

 こーん=ko―オン 51小節目の「コーン」は良い声でしっかりと。

 ンはNで伸ばす(唇をふさがない)

④□4はレガート。

④5は「がんばるな」   低音部は優美に。いぬはよろこび以下はマルカート。

⑤明るく。コンは口を縦に開ける。また、通常はNGだが、31p最後のコンはNを少しならす。

 (これは別途分かる人にきくこと)

 -- 89小節のレ#はセカンド難しいので体で覚えるしかない

 25小節からの「かれきのこらずはながさく」41小節からの「ねこはこたつでまるくなる」

 各々ここからディヴィジョンするのでしっかり歌う

 

以上です。  by セカンドテナーの記録係


2016年7月2日の練習記録

 

3週間ぶりに大久保師匠のご指導で「唱歌の四季」の「雪」を練習しました。

11月23日の我孫子市合唱祭はまだだいぶ先のことのようにも思えますが、時間はあっという間に過ぎます。

「紅葉」と「雪」を自信を持ってお披露目できるように今から取り組んでいきましょう。

その前に9月25日にはFOXが我孫子まつりに出演すると聞いています。

時期的にこの2曲は早すぎるでしょうかね?

 

「雪」は5月29日の練習からほぼ毎週のように取り組んでいますが、音程やリズムにまだ課題が残っています。

師匠は上手くできない箇所を忍耐強く繰り返し指導されています。

一方で少しずつ和音や表現の指導も入ってきて、一歩一歩前進していることも感じられました。

全般的な注意事項として、「楽譜は歌っている箇所よりも先を見るように!」との指示がありました。

以下に注意点をまとめておきます。

 

「雪」

歌いだしは特に大切です。

最初のブレスは軽くして、歌い方も軽やか、フワッとした雪のイメージです。

決して、ボタ雪や吹雪ではありません。

1. 13小節目からのう歌いだしは楽譜上はmfのところをmpくらいにする。

2. [ベース系] 14小節目「♪こんこ♪」で「こ」へは丁寧にしっかりと上がる。

3. 17小節目「♪ふっては♪」の「ふっ」は軽く入る。

4. 19小節目「♪ずんずん♪」で最初から重くしない。

5. 24小節目「♪わたぼうしかぶり♪」辺りまではmpくらいで歌い、続く「♪かれき♪」からしっかりフォルテにする。

6. 25小節目「♪かれきのこらず♪」はバスの音をベースに聴きながら活かしていく。

7. 25小節目からの「かれきのこらず♪」で「き」と「ず」でバス以外の3声が一緒になることを意識する。

8. [バス] 27小節目「♪はながさく♪」でバスは「が」のBフラットの音程を正確に取り、鳴らそうとしない。

9. 28小節目「♪く♪」の四分音符は1拍をしっかり保ち、特にバスのAの音程が重要で下がりすぎないように

  する。 (頑張って出す必要はない。)

10. [バス] 31小節目「♪ルルル♪」で最初の「ル」(Dフラット)は低めに取り、3つめの「ル」(F音程)では

  音程を正確にする。

11. [ベース系] 36小節目「♪ルーン♪」で「ン」(小節の終わり八分音符くらい)をしっかり入れる。

12. 【重要】37小節目の「♪いーぬは♪」(テノール系)、「ルー♪」(ベース系)に入る前に全員がブレスを取る。

13. 26ページに入ったところで「水分の少ない軽い雪を感じさせる」との指示あり。

14. [ベース系] 38小節目と40小節目の「♪ルルル♪」では2声が揃うことを意識する。

15. [バリトン] 43小節目「♪まるくなる♪」の「ま」の音をしっかりと出す。

16. 43創設目「♪まるくなる♪」の「く」(付点八分音符)の和音をしっかりと聴かせる。

17. [バス以外] 45小節目からの「♪コーン♪」の1拍目「ン」は「オン」くらいにする。

18. [バス] 45小節目「♪コンコンコンコンコン♪」では最後の「コン」二分音符だけが「n」で

  それ以外は「ng」で発音する。

19. 52小節目の「♪ン音符」は「n」の発声で、口を開けたまましっかり出す。

20. [テノール系] 53小節目から69小節目の前まではレガートとし、テンポの中でしっかりレガートする。

  (ちなみに69小節目からはマルカート)

21. [ベース系] 53小節目からの「♪コンコンコンコン♪」では雪の降る情景を描き、頑張らないで歌う。

22. [バリトン] 55小節目1拍目の「♪コン♪」は短い「コン」にして「コーン」とならない。

23. 69小節目からはマルカートにして、バリトン以外の「♪こんこ♪」は前の「こん」を強くして後ろの「こ」は弱く歌う。

24. 76小節目で2拍目の「♪こん♪」(バリトン以外)は和音を大切にしっかりと発声する。

 

「m」「n」「ng」の違いを意識するようにとの指示がありました。

「m」は唇を閉じて「ゥムー」という感じでしょうか。

「n」と「ng」についてはよく分からなかったのでネットで調べてみました。

検索すると中国語の発音に関するページがヒットしてきました。

それによるとポイントは「an」と「ang」を例にとると、

「an」・・・aを発音し、舌先を上に歯茎に押しつけて「アヌ」。aを少し前寄りに発音するとよい。

      あるいは

      口(唇)を大きく開け→舌尖をサッと上に歯茎につけて→「アン」と発音する(「案内」の「案」の要領で)

「ang」・・・口を大きく開け奥寄りのaを出して「アン」。最後まで口を大きく開けたままで。舌先はどこへもつけない。

      あるいは

      口(唇)を大きく開け→舌のつけ根を盛り上げるようにして→「アーン」と発音する

      (「案外」の「案」の要領で)

URLは、http://www.chinesemaster.net/pronunciation/intensive-course/nasal-n-ng.html

これを「コン」について、「kon」と「kong」に応用すればよいのでしょうか?

 

以上です。  by セカンドテナーの記録係