2016年3月27日の練習記録

今回もピアノの長山先生の伴奏つきで「唱歌の四季」の「茶摘」と「夕焼小焼」を練習しました。
ピアノの和音を聴きながらそれに合った歌い方をしなければ良い音楽は生まれません。
大久保師匠からは気持ちを込めて歌うことの大切さを強調されました。
音程やリズムをきっちり守るだけでは感動を与える歌にはなりません。
合唱コンテストで機械的に揃い方などで採点されるのは表現力が見逃されます。
やはり観客に感動してもらうように気持ちを込めて歌いたいですね。

今回も「しっかりと体を開いて歌う」ことを何度か注意されました。
「体を開いて歌う」習慣が身につくまでは意識して体を開きたいものです。
練習録音を既にネット上に登録していますので、併せて復習にご利用ください。
録音で歌声を聴いてみると、あれほどレガートに歌うことを指示されているのに、ところどころで切れ

切れになっていることに気づきます。
「ストレスをかける」箇所でもレガートをかけないというわけではなさそうですので、
レガートとストレスを両立させるような歌い方が必要かと思いました。(間違っているかも、、、?)
練習では大久保師匠が各団員の歌い方をしっかりと見ておられるので手抜きはできません。
(手抜きするならばばれないように上手く、、、。)
団長の喉仏の動きまでチェックされたのには感心しました。


「茶摘」
前列にテナー系、後列にベース系の並びで練習しました。
師匠からのご指導として、
・一辺倒ではなく気持ちを込めて歌う。
・レガートで遠くを見るイメージを持つ。
・声を出すためのブレスはだめで、ブレスはしっかり歌うために取る。
1. ピアノ伴奏で3小節目後半と4小節目後半の和音をしっかりと聴いて、
  それに合わせた歌い方をする。
  【適度のストレスをかけるということでしょうか?】
2. 5小節目「♪はちじゅう♪」でしっかりと広げる。
3. 7小節目最後からのクレシェンドでは広がりを感じさせ、ストレスをかけたままで落とさない。
4. 8小節目の「♪やまにも♪」の「も」の後で休まずにつなげる。
5. 11小節目「♪あれに♪」からはどんどんと開いていく。
6. 14小節目「♪ないか♪」の「か」で落とさずしっかり広げていく。
7. 16小節目の「♪だすきに♪」ではまだテンションを落とさず続ける。
8. 17小節目のdim.は「♪すげの♪」の「の」でスッと消えていく。
9. 18小節目からの「さ」は弱く伸ばして次につなげる。
10. 20小節目からのdiv.でピューレントでは横のラインでしっかりとつなげて、空間を広げていく。
  テナー系はバス・バリトンよりも抑え気味にする。
11. 21小節目「♪つづきの♪」の「の」では少しクレシェンドをかけて切らずに次へつなげる。
12. [バス] 21小節目の「♪つづきの♪」では「き」の音程をK子音で
  しっかり取り、I母音で音程を合わせるようにはもっていかない。
13. 28小節目「♪つめよ♪」はフォルテになるが急に強めるのではなく
  26小節目最後のクレシェンドから自然に強くする。
14. [バス] 29小節目「♪つめつめ♪」3拍目(Eフラット)の音は低めに取る。
15. 32小節目「♪つまにゃ♪」はストレスをかけたままで続ける。
16. 36小節目からの「♪A---♪」では各パートがブレスの位置に気をつける。
17. 最後はスモルツァンド。自分の中でスモルツァンドを作る。

「夕焼小焼」
今回も色々な点でご指摘がありました。
・最初のmfは小さめにしてmfで強める。
・ピアノ伴奏の和音をしっかりと意識する。
・普通の4拍子に聞こえるのではつまらない。
・出だし部分で幾つかの注意点
 - どこからともなく男声の優しい歌声が聞こえるくらいにする。
 - 全部が真っ平らで同じラインで続ける。
 - 「♪ゆうやけ♪」の「ゆ」の口の形をキープしたままで、言葉をはっきりさせずに雰囲気を作る。
・「強度がピアノ=暗い」ではなく、体を開いて広げる。
1. 3小節目で展開するときには明るく持っていく。
2. 4小節目「♪かねがなる♪」はピアノ伴奏を誘うように持っていく。
3. 11小節目「♪まるいおおきな♪」から体のスタンスを変えずに広げていく。
4. 25小節目「♪おててつないで♪」からもラインを守る。(レガート)
  「つないで」は体を開いたままでテンションを落とさない。
5. 27小節目「♪からすと♪」の出だしは指揮をよく見る。
  レガートでつなぐことを忘れないように!
  下に下りていく音を大切に歌う。
6. [バス] 27小節目の「♪Ah♪」は深い声で鳴らしてほしい。
7. 28小節目「♪かえりましょう♪」の付点四分音符「か」を少しクレシェンド気味にする。
8. [トップ] 下のパート(Eの二分音符)の音が重要で、しっかりと聴かせる。
9. 30小節目「♪きらきら♪」はクレシェンドできる体勢でつないでいく。
10. 31小節目に入る前にブレスを取る。
11. [トップとセカンド] 31小節目「♪きんのほし♪」の付点四分音符「き」を
  少しクレシェンド気味にする。
12. 32小節目からスモルツァンドのタイミングは指揮をよく見る。

今回の記録は以上です。
2つの曲ともに最後はスモルツァンドで終わります。
思ったよりもスモルツァンドを実行するのは難しいと思いました。
意識して弱めると途中で声が消えてしまいます。
カンニンブブレスで入り直すと綺麗につながりません。
練習でコツをつかむのが一番でしょうか。

 

  by セカンドテナーの記録係


2016年3月19日の練習記録

ピアノの長山先生に入っていただき「唱歌の四季」の「茶摘」と「夕焼小焼」を練習しました。
随所でピアノ伴奏がどのような音程やリズム、特に和音を刻むかをピアノ単独で弾いていただき、曲のイメージや流れを理解するように務めました。
これを合唱の歌い方に活かしていければ秀逸な演奏になるはずですね。
楽譜通りにピアノ伴奏が入るとこれまでに感じなかった点が幾つか見えたように思います。
練習のときからピアノの音をよく聴いて協業で綺麗な音楽を作り上げましょう。

発声の仕方について、大久保師匠から大胆なご指導がありました。
マン・ツー・マンで歌う人の後ろに立ち、背中の上部、首の下に手を当てて下方へ下ろしたり、軽くトントンと叩く方法です。
練習してみるとしっかりとした発声に効果がありそうに思えました。
これは発声のポイントで背中の首下辺りを意識することが大切ということかと思います。
歌うときには誰かに触ってもらうわけにいきませんので、自分自身で背中のポイントを意識するように心がけたいものです。

全体を通して大久保師匠から今回頻繁に注意されたのは、「しっかりと体を開いて歌う」という点です。
歌いながら多くの箇所で「体を開いて!」とご指導を受けましたので実行する努力をしましょう。
練習録音を既にネット上に登録していますので、併せて復習にご利用ください。

「茶摘」
後半の20小節目以降を中心に練習しました。
曲想として、過去を思い出して遠くのイメージを思い浮かべ、体を開いて声の広がりを感じさせるように持っていきます。
1. 20小節目の出だし「♪ひより♪」は強すぎずなめらかに入っていく。
  バウンドは一切なしにする。
2. 20小節目ではテナーの音程が上がっていくのでベース系もそれに合わせていく。
3. 21小節目「♪つづきの♪」の「き」はバリトンとバスの音がぶつかるときの緊張感を出して、
  次の「♪きょう♪」で収める。
4. [トップとセカンド] 21小節目最後の「の」から22小節目の「♪きょう♪」にかけては
  抜かずにつなげる。
5. 23小節目ではピアノ伴奏に合わせて少しデクレシェンドにして、バリトンとバスは
  「♪をーー♪」で真ん中の音をふくらませた後に抜く。
6. 24小節目「♪こころ♪」の入りは強すぎないようにしてクレシェンドをかける。
7. 27小節目「♪うたう♪」ではピアノ伴奏が4拍目で動いているので、歌う方も4拍目まで
  きっちりと伸ばす。
8. 28小節目「♪つめよ♪」は体を開いてしっかりと発声し、バスは特に「め」で休まず
  ストレスをかける。
9. 30小節目「♪つまねばならぬ♪」はマルカート(音のひとつひとつをはっきりと奏する)で歌う。
10. 32小節目「♪つまにゃ♪」では体をしっかりと開く。
11. 34小節目「♪ちゃにならぬ♪」では「に」からdim.(だんだん小さく)で、「な」では
  少しクレシェンドした後に「ら」で抜く。
12. [バリトン] 36小節目「♪A---♪」は上唇の辺りから息が出るように発声する。
13. 38小節目の1拍前からスモルツァンドがついており、意識して消え入るように、
  遠くへ抜けて行くように歌う。

「夕焼小焼」
アカペラで始まり、4小節目の途中からピアノ伴奏が入ってきます。歌はカクカクせず自然にピアノが入るように持っていく必要があります。確実にレガートで歌いましょう。
1. 1小節目出だしの「♪ゆうやけ♪」は向こうから聞こえてくる感じで入る。
  口の形を変えずにつなげることにより響きの位置を変えないようにする。
2. 2小節目「♪ひがくれて♪」は次でdiv.になることを意識してテンションをかける。
3. 9小節目ではピアノ伴奏が大きく変化していることを感じて、ひとつひとつの音を
  しっかりと押し込む。
4. 13小節目「♪ことりがゆめを♪」で「こ」は口を縦に開いて発声し、この部分はバリトンが
  開いて広げていく。
5. 17小節目でピアノ伴奏が大きく変わる。伴奏に沿って歌は気持ちを前に持っていき、
  落ち着かずに前へ前へと進む。
6. 22小節目「♪みなかえろ♪」の3拍目からはピアノ伴奏が劇的に変化する。
  それに合わせて歌は音にストレスをかける。
7. [トップとセカンド] 24小節目では2拍目からピアノ伴奏が劇的になる。
  「か」をしっかりと入り、伴奏の変化を意識して歌う。
8. 25小節目でフォルテシモになる箇所は体を開いてしっかりと歌い、特にバリトンが広げていく。
9. 26小節目の3拍目「ろ」でピアノ伴奏が大きく変化するのに歌を合わせる。
10. 28小節目の1拍目「か」の音はピアノ伴奏に合わせて固めに歌う。

今回の記録は以上です。
私の譜面も部分的に書き込みで黒々としてきました。
書き込みの多い箇所で特に気をつけて歌えばきっと良い演奏になることでしょう。
あと一歩!

 

  by セカンドテナーの記録係


2016年3月13日の練習記録

「唱歌の四季」の3曲を練習しました。
これまでの練習の積み重ねにより歌唱の質が上がってきて、大久保師匠からお褒めの言葉をいただく場面もありました。
全員の努力でさらなるレベル向上もできそうですね。
師匠からは半音上がりを楽譜に書き込む記述法のご紹介もありました。
(4分の1音の上下は難しそうです。)
練習録音を既にネット上に登録していますので、併せて復習にご利用ください。

「朧月夜」
20小節目から37小節目までを繰り返し練習しました。
転調後の29小節目でバリトンの出だしの音程が難しいですが、段々と取れるようになりましたね。
さすがはFOXの誇るバリトンです!
1. [バリトンとバス] 29小節目からの「♪M---♪」ではしっかりとレガートにする。
2. [バス] 29小節目の3拍目Dナチュラルの音程が低すぎないように取る。
  31小節目の1拍目Dフラットは低めに取る。
3. [トップとセカンド] 33小節目からの「♪A---♪」はすべてレガートでつなぐ。
4. 37小節目の転調で各パートで音程が不自然な感じで半音~1音半上がる。
  トップは35小節目最後の八分音符(Aフラット=Gシャープ)の音程に戻る。
  バリトンとバスの半音上がりは上がりすぎないが明るめに歌う。

「茶摘」
前回と同じく、後半の20小節目で4声のハーモニーが始まる箇所から最後までを練習しました。
「4小節ブレスでレガート」は必ず守りましょう。(上手にカンニングブレス)
4小節ブレスによって雄大な雰囲気を作り出します。
1. 20小節目はバスの動きを意識して他パートが合わせ、ぶつかる音程で
  ストレスをしっかりとかける。
2. [バス] 20小節目で「♪ひより♪」真ん中の「よ」でいきなりぶつけるのではなく
  徐々にストレスをかけていく。
3. [バリトン] 22小節目の「♪きょう♪」は特にバリトンの音をしっかり聞かせたい。
4. [バリトン] 23小節目「♪をーー♪」で下がる部分は弱く入り、真ん中の音で強めた後に抜く。
  【前回も指摘されました。】
5. 24小節目の「♪こころ♪」は小さめに入ってクレシェンド。
  【前回も指摘されました。】
6. 26小節目の半ばから27小節目にかけて、ピアノ伴奏に合わせてクレシェンドをかける。
7. [バス] 28小節目「♪つめよつめつめ♪」で特にバスはストレスをかけて広がりを持たせる。
8. 31小節目ではピアノ伴奏に合わせてクレシェンドをかける。
9. 34小節目「♪ならぬ♪」辺りで指揮をしっかり見てテンポを取る。
10. 34小節目の2拍目「に」からはdim.をかけて抜いていく。
11. [バリトン] 36小節目の4拍目の音で広げて、37小節目最初の二分音符は優しい感じにする。
12. バリトン以外は37小節目の1拍目の後で必ずブレスを取る。
  【前回も指摘されました。】
13. [トップ] 37小節目の3拍目から音程が上がり38小節目に入って下がる流れでは指揮を見て、
  音が変わるタイミングが早過ぎないように気をつける。

「夕焼小焼」
何度も注意されていますが、4小節ブレスをきっちり守りましょう。
カンニングブレスのコツとして言葉が分かる範囲で切ってはいけないということです。
この曲を歌うときのイメージとして、畑が広がり柿の木があって家が見える風景を描き、大きな建物などはないということを頭に浮かべましょう。(大久保師匠からのメッセージです。)
1. 20小節目終わりの「る」でピアノ伴奏に合わせてクレシェンドをかける。
2. 21小節目の「♪おーててつないで♪」では体を開いて声をしっかり出す。
3. 21小節目から22小節目にかけて音が下りてきたときの充実感がほしい。
4. 22小節目「♪みなかえろ♪」の最後の「ろ」でデクレシェンド。
  【前回も指摘されました。】
5. [トップとセカンド] 23小節目最初の「か」はA母音を明るく発声する。
6. [バリトンとバス] 23小節目「♪いっしょに♪」の「いっ」を積極的にしっかり入る。
7. [トップとセカンド] 24小節目「♪かえり♪」の入りは迷わずストンと入る。
8. [バリトン] 24~25小節目の「♪ましょう♪」はバリトンがしっかり広げていく。
  開けっ広げな感じで広げる。
9. 25小節目後半の「♪つないで♪」からもそのままの勢いをつないでいく。
10. 26小節目「♪みなかえろ♪」は前につめる感じにする。
  「ろ」もしっかり開いて広げる。
11. 27小節目「♪いっしょに♪」の後や29小節目「♪しょう♪」の前後のブレスは取ってはならない。
  (そっとカンニングブレス)
12. 29小節目の「♪しょう♪」は伸びている音をしっかりと聞かせる。
13. [トップ] 29小節目は上を歌う人を助けて下を歌う人がしっかりと声を出す。

今回の記録は以上です。
毎回の練習で注意されるのは何箇所かに集中してきました。
「唱歌の四季」お披露目のステージ本番は5月15日の湖北ミニコンサートでしょうか。
あと2ヶ月できっちりと仕上げたいですね。頑張りましょう!

 

  by セカンドテナーの記録係


2016年3月5日の練習記録

前回に続き「唱歌の四季」の中の3曲を練習しました。
「茶摘」と「夕焼小焼」では後半の4声ハーモニーが難しい箇所を中心に、「朧月夜」でも主に最初の転調後の音程の取りにくい箇所を繰り返して歌いながら確認しました。
練習録音を既にネット上に登録していますので、併せて復習にご利用ください。

「茶摘」
後半の20小節目で4声のハーモニーが始まる箇所から最後までを練習しました。
「4小節ブレス」・・・レガートで4小節ごとにブレスを取りましょう。(必要であればそっとカンニングブレス)
1. 20小節目の出だしはmpなので強くならないように気をつける。
  ここではバスの動きが重要で、バスに合わせて広げていくように歌う。
  「♪ひより♪」でバスの音程は階段状にする。
2. 21小節目「♪つづきの♪」の最初の「つ」はしっかりとストレスをかける。
  そのために、前の「り」の音でストレスの準備をしておく。
  「つ」の発声は「tsuo」に近い感じにする。
3. 22小節目からの「♪きょうこのごろを♪」はストレスをかけて緩めない。
  (この間は不協和音なので落ち着かない感じになっている。)
  前と同じく一つ前の「の」の音でストレスの準備をしておく。
4. [バス] 23小節目「♪ごろをー♪」の「ご」が強すぎないように!
5. [バリトン] 23小節目「♪をーー♪」で下がる部分は弱く入り、真ん中の音で  強めた後に抜く。
6. 24小節目の「♪こころ♪」はおとなしく入ってクレシェンド。
  特にバスははっきりとクレシェンドをかける。
7. 26小節目「♪つみつつ♪」の最初の「つ」で暖かい和音が生まれるので、
  その前の「に」からこの和音へ上手く持っていく。
  続く「つつ」からはピアノ伴奏のクレシェンドに合わせてテンションをかける。
8. 28小節目「♪つめよ♪」から広げていき、特にバスはここでストレスをかける。
9. 32小節目「♪つまにゃ♪」はテヌート・アクセント的に響かせる。
10. 34小節目の「♪ならぬ♪」からは優しく歌い弱めていく。(リテヌート)
11. 36小節目「♪A---♪」はバリトンの上がる音が重要。バリトンはクレシェンドで
  26小節目最後の四分音符(A音程)で広げる。
12. 36小節目から全パートの「♪A---♪」は口をしっかり縦に開けて発声する。
  バリトン以外は37小節目の2拍目に入る前にブレスを取る。
  そして3拍目で全パートで音が変わる箇所において縦のタイミングを揃える。
  最後はデクレシェンドで消え入るように終わることを忘れないように!
  トップは38小節目で音程が降りるタイミングをしっかり合わせる。

「夕焼小焼」
後半の21小節目から最後までを練習しました。
1. 22小節目「♪みなかえろ♪」は最後の「ろ」に向かって緊張感を出していき「ろ」でデクレシェンド。
2. [トップとセカンド] 23小節目後半から3拍続く「♪A--♪」ではクレシェンドから
  デクレシェンドにして真ん中をふくらませる。
3. 24小節目「♪かえりましょう♪」はインテンポよりも前倒しくらいにする。
4. 25小節目「♪おててつないで♪」からはテヌートでつないでいく。
5. 26小節目後半の「ろ」から次ページの間でブレスを入れるが休まない。(瞬間ブレス)
6. [バス] 27小節目の「♪Ah♪」をはっきりバーンと出す。
7. [セカンド] 27小節目の3拍目「いっ」の音は暗めに、しかしはっきりと!
8. 28小節目「♪かえりましょう♪」はつなげて「しょう」の前で切らない。
9. 29小節目の「しょう」でトップとセカンドははっきりと聞かせるようにし、
  バリトンは引かずに前に出す。

「朧月夜」
曲想についての大久保師匠に伺ったところ、
・レガートでフワリとした感じにしてメリハリはつけない。
・モネの絵画調のイメージ、点描画
29小節目の転調箇所でバリトンの「♪M---♪」が大変難しい音程です。この音程はピアノ伴奏にも含まれないようですので繰り返して慣れるほかになさそうです。

今回の記録は以上です。
これまでの累積記録と合わせると注意事項もかなりの数になってきました。
できればホームページの掲示板に書き込んだ練習記録を各自の譜面に写しておくなどして、欠席の方々も含めた全員の意識合わせを行いたいものです。

 

  by セカンドテナーの記録係