フォックスの活動をご紹介します


 1980年に、我孫子市湖北台で誕生した合唱団です。平均年齢は70歳オーバーと少々高めですが、「この年代ならではの歌を歌おう」という先生方の指導のもと、元気に練習にいそしんでいます。現役もいるので、業務多忙や転勤により一時休団するメンバーがぽつぽつ出ることが悩みですが、コーラスと、飲み会の魔力に誘われて飛び込んでくる新狐でカバーしています。


 メンバーの楽力、声力もさまざまです。合唱歴数十年のベテランがいると思えば、一方には音符の基礎を教わるビギナーがいるという混成ですが、それぞれに、大久保トレーナーに鍛えられています。毎週の練習は密度が高く、パート別の練習と、全体練習が適切に組み合わされた2時間半です。全体練習では、先生の厳しいがユーモアたっぷりの注文に、当意即妙の受け答えが飛び交って、笑いが絶えません。


 その練習の成果発表、というより練習の大目標は2年おきの定期演奏会ですが、ほかに毎年の我孫子市合唱祭、常磐線沿線男声合唱団で構成されるJORDAN会の定期総会、我孫子市・湖北ミニコンサートなどでも練り上げたのハーモニーと,曲によっては自慢の蛮声とを披露しています。「見ても楽しいコーラス」を目指しての構成やチョイとした演出も好評です。


 コーラス以外の売り物は、毎月1回開かれる練習後の飲み会です。参加メンバー持ち寄りのおつまみや、田舎や旅先から土産の銘酒を囲んで、練習の反省やら、番外の合唱やらで、盛り上がります。時には山形の芋煮など、お国自慢の手料理も登場、にぎやかに夜がふけてゆきます。